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ども!
山の恋愛事情は俺に任せろ!
こうたろです。
今回は北アルプスのほぼ中心に位置する針ノ木岳と蓮華岳の登山コースを紹介します。
針ノ木岳とは?
富山県中新川郡立山町と長野県大町市にまたがる標高2,821 mの山。中部山岳国立公園内にあり[3]、後立山連峰の最南端の山である。
引用元:針ノ木岳 – Wikipedia
200名山で山頂は北アルプスの中心に位置するため。
- 槍ヶ岳
- 鹿島槍ヶ岳
- 立山三山
- 剱岳
- 爺ヶ岳
などなど北アルプスオールスターを眺めることが出来ます。
持って行かないと後悔する持ち物!
実際に持って行って役に立ったアイテム、持って行かなくて後悔したアイテムを挙げていきます。
軽アイゼン
ルート上に4時間以上かかる日本三大雪渓の針ノ木雪渓を通ります。
ベテランのおじ様登山者は「アイゼンなんかいらない!」と言いますが、雪渓慣れしていない人は必要です。
安定の為、アイゼンは4本より6本爪をオススメします!
また駐車場から1時間半ほどの大沢小屋で4本爪のアイゼンを500円で借りることが可能で、借りたアイゼンはそのまま針ノ木小屋へ返せます。
持ってない人にはありがたい話です。
サングラス
- 高所の為、太陽が近くて目が焼けやすい。
- 雪渓歩きの為、光が雪に反射して、いつもより目が焼けやすい。
などの理由でサングラスを着用しないと目が痛くなります。
メガネの人はメガネの上にかけるオーバーサングラスがお薦めです。
日焼け止め
上記の理由で日焼け止めも必要です。持ち歩いてるが塗るのは最初だけで、後は塗らない人結構多いのでは?
日焼け止めは汗で流れます。どんなに山行がきつくても定期的に塗らないといけません。
雪渓の日焼けを舐めていると僕みたいに鼻を大火傷しますよ!
ストック
「ストック持たない派」のあなたもこの長い雪渓は別です。溶けかけの雪はとにかく不安定で何度も転倒しそうになります。
ゴムキャップを外してストックをガシガシ使って下さい!
ハット
キャップでもビーニーでもなくハットです!ハットが必要です!
耳が隠れているのとそうでないのは大きな違い!
ハットは耳からの日焼けを守ります!
キャップを被ると僕みたいに耳がエライことになります。
登山ルートの流れ
ルートは扇沢⇒大沢小屋⇒針ノ木小屋⇒針ノ木岳山頂⇒針ノ木小屋テント泊⇒蓮華岳⇒扇沢へ下山。
という流れです。
長野県山岳総合センターが発行した「信州!山のグレーディング表」10段階評価では
体力度が4(雪渓があるので個人的には6はあるか?)
難易度がAからE(Eの方が難しい)
でBとなっています。
その他は
- 標高差1403m
- 合計コースタイム 9,5時間
- ルート長 12,3㎞
のコースです。
扇沢駐車場到着!
北アルプス登山遠征で最も重要なことのひとつ。駐車場問題です。
完全な満車だとその日は諦めて帰るという最悪の選択肢も待ち構えています。
朝なるべく早く着くようにしましょう。
針ノ木岳登山口の扇沢駐車場では
- 700mほど離れた無料駐車場
- 200mほど離れた有料駐車場(24時間1,000円)
- すぐそばの有料駐車場(12時間1,000円)
と分かれています。
すぐそばの有料駐車場は高いですがオススメです。下山後のヘロヘロの状態で駐車場がそばにあるとほんとに助かります。
ちなみに7月の3連休のこの日は6時に到着し、無料駐車場も12時間1,000円の駐車場も満車!
すぐそばの一番高い有料駐車場ギリギリ入れました。
参考までに。
登山口~大沢小屋
登山口から大沢小屋まで樹林帯で日が入らないので歩きやすいですが
このように木が登山道の上に横切って生えているため、何度も頭を打ちます。(ちなみに僕は3回激突しました。)
下ばかりみて歩かず10秒歩いたら1度全体を確認する歩き方で。
大沢小屋~針ノ木雪渓~針ノ木小屋
雪渓が見えたらすぐにアイゼンに履き替えて下さい。
軽アイゼンを初めてつける人は事前に練習を!当日つけるのに時間がかかれば彼女にゲンナリされることになりますよ。
大沢小屋から30分ほど歩くと針ノ木雪渓に到着です。この日は針ノ木小屋まで2,5㎞ずっと雪渓。約4時間かかりました。
このエリアは雪山を歩き慣れていない人にとっては1歩1歩に力がいる為、非常に体力が吸われます。
かなりキツイので彼女が弱っている時はしっかりとしたフォローを!
先行者の踏み跡を辿りながら歩きます。雪が解けて歩きにくいときはキックステップ(足と登山靴の重みを利用して、斜面に登山靴を蹴り込んでいく技術)を使って!
いくら登ってもゴールはまだまだ先!登っては休みの感覚が短くなります。
山小屋までの最後の100mは傾斜フィナーレに相応しく傾斜がメチャクチャキツイ!最後のひと踏ん張りです!
針ノ木小屋到着!!たかだか2,5㎞に4時間もかかってしまいました!
苦しかった分、達成感は山頂以上にあります!!この苦しみを乗り越えたら二人の絆がかなり深まります。
ちなみにこの雪渓は例年だと8月下旬から10月中頃にかけてなくなり通常の登山ルートに戻ります。
夏道ではなく秋道といったところでしょうか。
針ノ木小屋テント場
テント場は大きく2カ所に分かれます。写真の小屋とトイレが近い下のテント場とトイレから登って10分かかる上のテント場です。
今回は7月の3連休ということもあり下のテント場は午前11時になると残り2、3張しか空いていませんでした。
トイレが遠い上のテント場に張ると女子は大変です。
なるべく早く登山口をスタートして下のテント場を確保することが賢明ですね。
上のテント場はパンパンに張られています。
なので
下のテント場で余っている雪の上に張ることに厚めのマットを敷かないと雪が肌に伝わり体温が奪われます。
また右側の斜面は100m下まで続きます。寝返りなどで誤って下にズレ落ちると命の保証はないかも,,,
針ノ木小屋から針ノ木岳山頂アタック!
テント場に大きな荷物を置いてさっそく山頂にアタックします!
コースタイムは登り1時間。下り40分です。
最初は平坦で簡単な道のりですが
ガレ場や雪渓をトラバースしたり少し注意が必要となってきます。
山頂に到着すると
槍ヶ岳(真ん中の尖っている山)
立山三山や
剱岳
黒部ダム
などの北アルプスの山々を見ることが出来ます!
晴れると最高の山ですね!
下山してテント場へ。
晩御飯は
スキヤキと
サービスエリアで買った明宝ハムとミニトマトズッキーニのマヨ炒め!
明宝ハムの塩辛さが疲れた肉体を癒してくれます。
明宝ハムの野菜炒め!オススメです!
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