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ども!
山の恋愛事情は俺に任せろ
こうたろです。
人と被りたくない病の皆さん朗報です!オススメ化繊ジャケット発見しました!
それはOMMマウンテンレイドフードジャケットです。
OMMとは?
OMM(THe Original Mountain Maration)という1968年から開かれている世界最古のイギリスの山岳マラソンが由来のブランド。
コンセプトは「もっと速くもっと遠くへ」
一つ一つのアイテムがトレイルランニング向けに作られており、安定感、フィット感、機能性を犠牲にしない最小重量を意識したモノづくりに定評があるアウトドアブランド。
よくトレイルランナーが利用しているブランドのイメージでしたが、かっこよかったのでハイカーの僕も思わず購入してしまいました。
OMMマウンテンレイドジャケットに使用されている化繊素材プリマロフトとは?
1983年アメリカ陸軍の要請によってalbany社が開発した防水合成マイクロファイバー断熱材。
特徴としては
- 保温力はダウンより劣るが濡れても98%保温力を維持。
- ネットに入れて洗濯できる手軽なメンテナンス。
- 使用回数や洗濯などでダウンに比べて保温力が落ちにくい。
などダウンより雑に扱うことができて、濡れに強い!環境の変化が激しい山では対応力のある素材となっています。
アウトドアブランド各社の化繊ウェアの進化は激しく、パタゴニアのマイクロパフジャケットは化繊素材なのにダウン並の軽さと収納サイズを実現しています。
OMMマウンテンレイドジャケットのスペック
仕様
ファブリック: シェル:シェル:Point Zero®
中綿:Primaloft GOLD : 100g/m2 60/m2
重量:390g
サイズ:XS / S / M / L /
色 : Black, Gray, blue引用元:MountainRaid Hood Jacket | OMM / Original Mountain Marathon オリジナルマウンテンマラソン Japanオフィシャルサイト
注目すべきポイントは胴体部分にプルマロフトゴールドが100g/m2も封入されて温かいということです!(袖とフード部分は60g/m2)
化繊ウェアといったら代表的なモデル、パタゴニアナノパフはプリマロフトゴールドの量が60g
全体の重量もOMMジャケットは390g
パタゴニアナノパフフーディーは363gとそこまで大差はないです。
しかしプリマロフトの量なのか、保温力はナノパフよりもあります!
昨年の北アルプスジャンダルム縦走では7日中5日雨が降り、寒がりの僕にとってはナノパフでも物足りないくらいでした。
このマウンテンレイドジャケットは
- ナノパフよりも保温力が欲しい寒がりさん
- 長期縦走では万全なウェアで挑みたい人
- 真冬の都会でもガンガンに着てみたい人
にオススメします。
僕は次の北アルプス縦走はこのマウンテンレイドジャケットで挑みます!
マウンテンレイドジャケットのデティール
ここではマウンテンレイドジャケットの細かなデティールを紹介します。
ハンドウォーマーポケット
ポケットの裏地は裏起毛のフリース素材。寒くて手を入れた瞬間、少し幸せになります。
OMMの立体感のあるジッパーも憎い演出ですね。
フロントはダブルジッパー
この手の化繊ジャケットにはあまり見られないダブルジッパーを採用。
下のジッパーをを開けることで足上げしやすく、かつインナーをチラ見せすることができます。
無ければ無くてよいですが、あれば便利な機能です。
腰の部分に便利なドローコード
寒いときはウェアを着るだけで暖かくなると思っているあなた。
ドローコードを締めると外部の寒気を遮断し、内部の暖気を外に逃しません。
各所のドローコードを締めなければ保温力が半減するという専門家も。寒いときは着るだけでなくしっかりと締めましょう。
フード部分のドローコード
フード部分のドローコードは少し目立った作りとなっています。
フードをすべて締めると鼻の下まで締まります。個人的には鼻の上まで締まったほうが温かくてよかったのですが…
裏地のスナップボタンに仕掛けが
裏地のスナップボタン、最初はなにかと思えば
この専用ハーフシュラフを下半身に取り付けることが可能です。
だいたい5度位の気温まで耐えることが出来て、低山なら3シーズン対応できるのではないでしょうか。
このハーフシュラフはわずか245g。
3シーズンシュラフの平均の重さは600gほど。
上半身ウェアと下半身シュラフを併用することで、他ブランドにはない大幅な軽量化が実現されます。
収納はフードに詰め込むだけ。
収納時はフードに詰め込むだけ。
まだまだ収縮できそうなので、ザックに詰め込むか、スタッフバックに詰め込むなどしたほうが良さそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。OMMマウンテンレイドジャケット。
ハードな山岳マラソンに対応しているだけあって様々な工夫を凝らしているジャケット。
なんといってもパタゴニアのナノパフや、ノースフェイスのレッドポイントベリージャケットなど実際に山や店頭などでよく見かけますが、このOMMの化繊ジャケットはあまり流通していません。
他のブランドを圧倒する保温力も特筆すべき点ですが
とにかく人と違うアイテムがほしい!
こだわり派のあなたに是非オススメのアイテムです。
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