最新記事 by こうたろ (全て見る)
- アルプス登山の究極の勝負パンツ!HOMICREATIONS Movement Shortpantsが万能すぎた! - 2022年7月8日
- 【スノーピーク】直営店ECOカップyoutubeでレビューしてみた! - 2020年1月12日
- 【焚き火の火の粉対策】モンベルフエゴサムエイージーパンツが便利がとにかく頼りになる! - 2020年1月8日
ども!山の恋愛事情は俺に任せろ!
こうたろです。
山に登っていると、高揚感や美しい景色で仕事のストレスやイライラが解放されますね。ただ美しい景色ばかりだといいんですが、ふと足元を見てみる一瞬で気分が下がるものがあります。
「山のゴミ」です。
登山道を歩いていると結構これらのゴミを目にします。
プラスチックやビニールのゴミは捨てられると土に還るまで数千年と気の遠くなるような時間がかかると言われています。
僕の中でひとつ疑問が湧きました。
いったい登山ルートにはどれくらいのゴミがあるのだろうか?
今回は関西付近で登山が趣味だという人が一度は訪れたことがあるルート。六甲山高座の滝(登山口)から山頂までの距離(約11㎞)のゴミを拾いながら数えてみました。
六甲山メインルート、チェックポイント別ゴミの数。
日曜日の午前10時30分、山頂を目指す登山者はほとんど先に行ってます。ゴミを一掃するにはちょうどよい時間帯ですね。
登山口
六甲山のゴミがそんなに落ちていない事。とんでもなく汚いゴミが落ちていないことを祈ります。
ゴミの数の予想は70。どうなるのか!?
とおもいつつ第1ゴミを発見!!
ボックスティッシュの箱の1部分でした。
この勢いでゴミひとつひとつを500円玉と思い込み拾うことにします!!
予想が70だから今日だけで気分的には35,000円手に入りますね♪
登山口から風吹き岩
登山口からの最初の大きな休憩場所である風吹き岩。
そこまでのゴミの数は合計17。
意外と少ないです。
ここまでお子さん連れの人が多いのかみんなマナー守ってます。
風吹き岩~雨ヶ峠
急な坂が多いからでしょうか。飴の小袋や切れ端など行動食の小袋が目立ちます。
ここのルート間のゴミの数は16。
合計33です。
ここまで約半分の道のり!予想の70に近づきそうです。
雨ヶ峠
六甲山メインルートで最大の昼食スポット雨ヶ峠!
昼食スポットだけにいろんなゴミが落ちてます!!
割りばしの袋、一緒につまようじもよく落ちてました。
とここの休憩ポイントだけでなんと75ものゴミが!!ここのポイントだけで僕の全体予想70を上回りました。
恐るべし昼食スポット。
ここまでの全体のゴミの数は108。
雨ヶ峠~七曲り
このルート間のゴミは40
後半んになると行動食とかの小袋がさらに増えてきます。落とすつもりはなくても、疲れていてゴミを落としてしまうのでしょうか。
ここまで合計148。
七曲り~一軒茶屋
七曲りから一軒茶屋は高度約300mを一気に駆け上がるきついルートです。ここでは18のゴミがありました。
そして到着した一軒茶屋付近はゴミだらけなんと100ものゴミが落ちていました!!!
きっと自動車も乗り入れできる場所だけに登山者とドライバーの落としたゴミ、両方カウントされたかと思われます。
ここにきてこれまでなかったペットボトルのゴミも見つかりました。
ここまでで合計266。
一軒茶屋~山頂
一軒茶屋~山頂までのゴミの数は46。
この頂上付近もハイカーとドライバーが交わる場所。
これまでになかったタバコの吸い殻もたくさん落ちていました。
車で山頂まで来たドライバー。苦労していない分、山に対しての思いやりが薄いですね。
六甲山高座の滝(登山口)から山頂までのゴミの数は全部で
312!!
予想の70を遥かに上回る数字が出ました。
六甲山メインルート落ちてたゴミの種類
ここで登山口から山頂まで落ちていたすべてのゴミを紹介したいと思います。
- 飴の袋
- 飴の袋切れ端
- レシート
- おにぎりのラップ
- 栓抜き
- ガム
- タバコの吸い殻
- 割りばし
- 割りばしの袋
- つまようじ
- ティッシュ
- ビニール袋
- バラン
- おにぎりのフィルム
- 乾燥剤
- 空き缶
- プルタブ
- ペットボトル
- ペットボトルのフィルム
この中で7割以上のゴミが飴の小袋と飴の袋の切れ端です!!
飴の小袋とその切れ端の扱いをみんなが注意すれば山のゴミの数は7割減少します!!
何故!?ゴミを落とすのか?
近年の登山者はモラルが向上しており自分からゴミを捨てるという行為はしないと思います。
ゴミのほとんどが何かの拍子で落ちた不意の落とし物だと思われます。
いくら故意ではないにしろ。こういった小袋をポトポト落としているようなら女子はおろか人にも全くモテません!!
そこで僕なりに原因をいくつか考えてみました。
小袋をポケットに入れたつもりで入っていない。
これも多いにあり得ることですね。
またポケットやサコッシュにゴミを入れて置き、何かを取り出す際にゴミも一緒に出てしまうことも考えられます。
ベンチに置いていて風で飛ばされる
これでも多いにあり得ます。
その辺に置かずにすぐにかたずけましょう。
小袋の切れ端を切ったあと無くしてしまう
あまりにも空腹過ぎてすぐに行動食を食べたいあまり切れ端を切ってそのまま無くすケースです。
これが最も多いのではないでしょうか。現に小袋の切れ端と小袋の割合は7対3で圧倒的に小袋の切れ端の方が数が多いです。
これらの原因を解決するには行動食の袋を開けたらすぐに持参したゴミ袋となるスーパーの袋に入れることです。
すごく当たり前のことを言っていますが、実際の登山では極度の疲労や風の強さでこれらのことを実践できないことが多々あります。
日頃からこれらの動作を癖にすることが非常に大切ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
六甲山のゴミの数。
先ほどの出したゴミをスーパーの袋に入れることもそうですが。
ゴミを減らすために1つ提案したいことがあります。
前の日たくさん拾ったからいいや、ではなくずっと続けないと意味がありません。
たった5つです。
たった5つのゴミをみんなが登山のたびに毎回拾うだけで山のゴミはかなり減少します。
このブログを見た方、是非!次の登山で実践して欲しいです!!
コメントを残す