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ども!!
山の恋愛事情は俺に任せろ!こうたろです。
もうすぐ夏山シーズン到来ですね。
60リットル以上の大型ザックを持ってのアルプスのテント泊長期縦走を計画している方も多数いるのではないのでしょうか。
そこで浮上するのが大型ザックにまつわる昔からある問題。
大型ザック!肩が極端に痛すぎる問題です。
- 自分の身体にあったザックを選べば大丈夫。
- 正しいパッキングをすれば楽になる。
- ザックは腰で背負うものベルトで調節して荷重を分散させればよい。
など確かにこれらを豆に実践すれば肩に負担は少しは軽減されます。
がしかし限界があります!!
20キロ以上のザックを持って平地を歩き続けたとすると
背中にも荷重が分散される登りと違って平地は荷重が垂直にかかる為、肩に痛みが大きくのしかかります。
その為15分に1度「肩休憩」を取らなければいけません。
僕の経験では北アルプスの上高地~横尾間の3時間以上する平地のルートを歩くとザックに肩が食い込み過ぎて、20分に1度「肩休憩」取ってなかなか進みませんでした。
また聞いた話ですが肩に荷重がかかりすぎて鎖骨を折る人もいるみたいです。
マナーを守る為ショルダーベルト(ザックの肩に接地する部分)をほんの少しカスタムしたいと思います。
マックパック アセント70のショルダーベルトをカスタム。
僕のお気に入りの「マックパック、アセント70」
このザックのシンプルで堅牢な作りがメチャクチャ気に入っています!
アズテックというオリジナルの経年劣化しない生地を使っている為、僕はこいつを縦走登山の「相棒」にしようと決意していました。
マックパックの別商品の記事はこちら
macpacの性能を支える
ハイブリット素材 “アズテック”macpacが高品質なパックを追及した結果、独自に研究、開発した素材が「AZTEC®」です。
「AZTEC®」は摩耗に強いコットンと、腐食に強いポリエステルの混紡糸を織り合わせたハイブリッド素材。
この生地専用に設計された織機によって、高密度にしっかり織り上げた後、防水液を浸透させることで、2つの素材の長所をより高めた強靭な生地が生まれました。
しかしショルダーベルトが薄すぎて「肩休憩」の頻度が多すぎます!!
ショルダーベルト、厚みと幅の各社比較はこの通りです。(幅が広ければ肩の接地面積が広くなり荷重が分散されます。)
厚み | 幅 | |
マックパック アセント70 | 1,2センチ | 6センチ |
グレゴリーバルトロ65 | 1,5センチ | 7,5センチ |
オスプレイ イーサ70 | 2,2センチ | 8,3センチ |
ドイターエアコンタクトプロ75 | 1,7センチ | 8,3センチ |
今のマックパックのショルダーベルトは改善されていると思いますが
4年前に買ったマックパックと現行品のその他のメーカーのショルダーベルトは厚みと幅は全然違います。
なので早速ショルダーベルトを補強したいと思います。
カスタムに必要なもの
必要なものは「コーナン」などホームセンターに売っている「コ型枠養生材」と結束バンド(タイラップ、インシュロック)です。
「コーナン」にはこんな感じで売ってます。
早速作ってみます。
工作苦手な僕も簡単にできます。
長さを測って切る。
結束バンドで止めてあげます。
ショルダーストラップが縦になってしまうので少し切れ目を入れます。
これで完成!!
カスタム前⇒厚さ1,2センチ 幅6センチ
カスタム後⇒厚さ2,1センチ 幅7,2センチと
他のブランドの現行品と変わらなくなりました。
見た目は少し悪くなりますが鎖骨を折るより遥かにましです。
実際に付けてみて山を歩いてみると
約15キロほどのザックを3時間ほど登り1時間ほど下り、平地も少し歩きました。
長時間背負うと完全に痛みが無くなるわけではありませんが、かなり軽減されました。今年の夏のアルプスが楽しみです。
またほかに良い素材を見つけたら報告したいと思います。
皆さんも持っているザックで違和感があればこのようにカスタムしてみてはいかがでしょうか。
こういう記事好き
ためになる
アコンカグアの75Lを購入したのですが、ショルダーのパッドが薄いやつでした。
大丈夫かなー、困ったなーと検索して出会ったのがこの記事でした。
まだ重量は背負っていないのですが、肩が痛くなったら使わせていただきます!!
来年試そう