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ども!
山の恋愛事情は俺に任せろ!
こうたろです!
「ああ!冬でもキャンプしたい!でも冬用シュラフも買うと高くつくんだよねえ!」
という考えている皆様朗報です!
冬用シュラフ買わなくていいことがわかりました!
持っている3シーズンシュラフや夏用シュラフを重ね着すると冬用シュラフはいりません!
3シーズンシュラフの比較のユーチューブどうがアップしました!
3シーズンシュラフと真冬用シュラフ両方買うと高い!なので夏用と3シーズンで揃える。
例えばモンベルのシュラフで例えると
- 冬用シュラフダウンハガー#2 32,000円(税抜き)
- 3シーズンシュラフダウンハガー#3 27,500円 (税抜き)
- SOLエスケープビビィ 7000円ほど
で合計66,500円と結構なお値段します!
それを3シーズン用シュラフと夏用シュラフとエマージェンシービビー(シュラフカバー)など僕のオススメブランドで買い揃えると
- 3シーズンシュラフダウンハガー#3 27,500円 (税抜き)
- イスカウルトラライト夏用化繊シュラフ 8700円(税抜き)
- SOLエスケープビビィ 7000円ほど
と合計43,200円ほど。
春夏秋冬使えて23,000円以上安くなります!
これは実践しないわけはないですよね。
シュラフ重ね着のきっかけ?
以前にイスカのウルトラライト(夏用シュラフ)をお店で購入した際、店員さんに
「これを重ね着すると冬用として使えますか?」と質問。
店員さん曰く「ちょっとわかりませんねえ」と回答。
確かにその通りです。
もし「冬用シュラフとして使えます!」と言い切って使ったユーザーが凍死してしまったらと考えると明言は避けますね。
なので真実を確かめるために
と決意表明!
命を懸けてフィールドテストに挑みたいと思います!
今回使用するシュラフ!
- モンベルスーパースパイラルダウンハガー650#3
- ナンガ好日山荘限定モデル3シーズン用
- ファントラックポリゴンネスト6×4
- イスカウルトラライト夏用シュラフ
- SOLエスケープビビィ
を使ってテストします。
- 一番内側に④のイスカウルトラライト
- 外側に⑤のエスケープビビィ
- 真ん中に①〜③のシュラフを夜22時から朝7時まで3時間ごとに替えます。(熟睡しているところアラームで起きるのがめんどくさい…)
どんなに気温が低下しても最悪このシュラフを①〜⑤まで全部被ればマイナス20℃くらいまでは耐えれて死ぬことはないです。
前言撤回!!!
と決意表明!
あと余談ですが紹介しているシュラフの国内4ブランドの本社は
- モンベル 大阪市西区
- ナンガ 滋賀県米原市
- ファイントラック 神戸市中央区
- イスカ 大阪府富田林市
と国産シュラフ4ブランドはすべて関西圏内!
関西人はシュラフ作りが大好きなんですかね。
フィールドテストにあたっての服装
僕は自他認めるほどの究極の寒がりで誰よりも先に震えだします。
登山中、僕はフリースとダウンを着ている時に、暑がりさんは半袖Tシャツで行動する時もあります。
暑がりさんとはそれくらい差があるくらい寒がりです。
何回も言うように死ぬのはいやなので、とにかく着込みます。
上半身
- ベースレイヤー モンベルスーパーメリノウールMW
- パタゴニア 暖かさに定評があるシンチラスナップT
- アウターにOMMのマウンテンレイドフードジャケット
下半身
- モンベルのテントシューズ
- タイツ モンベルスーパーメリノウールMW
- パタゴニア フリースパンツシンチラ
とガンガンに着込んでテスト!
一番内側と外側のシュラフのスペック
ではベースとなると一番外側⑤SOLエスケープビビィと一番内側④のシュラフのスペックを紹介します!
一番外側SOLエスケープビビィ
冬のキャンプはインナーテントが結露してシュラフが濡れてしまいます。
なので外側はSOLエスケープビビィ(シュラフカバーより軽い防水透湿性素材を使った袋)を使います。
またこれを使うことで保温力を上げる効果も期待できます。
- サイズ213×81cm
- 収納サイズ径11×17cm
- 重さ 241g
- 材質 アルミ蒸着加工を施した特殊フィルム+ポリエステルシート
- このテストで初めて使用します。
一番内側にイスカウルトラライトシュラフ
このウルトラライトを一番内側に被ります。
- 購入して半年ほど
- 使用回数は5回ほど
- 最低使用温度は10℃なので快適使用温度は15℃くらいかと思われます。
生地
表/ナイロン100%裏/ポリエステル100%
平均重量 600g
中わた 160g
最大長 80(肩幅)×202(全長)cm
収納サイズ φ12.5×22cm
カラー グリ-ン
このエスケープビビィとイスカウルトラライトをベースに他の3シーズン用シュラフを重ね着してテストします。
フィールドテスト開始!!
テント内の気温はずっと0℃でした。
では先程の残りの①〜③のモンベル!ナンガ!ファイントラックのシュラフを3時間おきにフィールドテスト!
ファイントラックポリゴンネスト6×4
まずは夏の北アルプス縦走で大変お世話になった!ファイントラックポリゴンネスト6×4から!
化繊シュラフなので濡れても温度が下がりにくいのが特徴です。
- 購入して半年くらい
- 使用回数は10回ほど
- 大変軽量な化繊シュラフ
- 使用可能下限温度(一般男性が寒くても身体を丸めながらなら寝続けることのできる温度)は0℃!快適温度記載されていませんがおそらく4℃〜8℃くらいです。
ただあくまでメーカーの表示、いざ冬キャンプして寒すぎて眠れなかったり、僕みたいな究極の寒がりもいるかもしれないので、保険をかけて重ね着します。
重量 630g
素材 表:ナイロン100% 裏:ナイロン100% 中間層:ポリエステル100%
原産国 日本
注釈 使用可能下限温度:0℃ 身長185cmまで 収納サイズ:Φ15.5cm×29cm
まずは22時から翌1時までの3時間こいつでしっかりと寝ます!
ただ一番最初に着ているイスカウルトラライトは薄着用に作られているのか、フリース、ダウンを着込んで入るとすごく窮屈で眠れませんでした。
なのでウルトラライトを毛布みたいに包まってから、ポリゴンネスト6×4に入りエスケープビビィを外側に羽織ります。
実際に3時間寝てみると、少し寒さで目が覚めてしまいます。
なので身体を丸めて寝る使用可能下限温度を体感した形となり、意識的に寝ようとすれば寝れないこともなかったです。
究極の寒がりの僕にとってはギリギリセーフといったラインですね。
ナンガ 好日山荘限定3シーズン用
ヨーロッパの高品質の羽毛を国内で洗浄、精製したこだわりのダウンを扱うナンガのシュラフ。
もう廃盤品になっていますが、現行品のオーロラライト350SDXLTと同様のスペックです。
表地にオーラテックスというゴアテックスのような防水透湿性能の素材を使っているのが特徴です。
オーロラテックス®
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。2レイヤー地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。
- 購入して5年
- 使用回数30回ほどで洗濯1回しています。
- 快適使用温度5℃下限使用温度0℃
生地
表地:20dn オーロラテックス®
裏地:20dn ナイロンタフタ
内部構造
シングルキルト構造
フィルパワー
ヨーロピアンダックダウン90-10% (760FP)
ダウン量
350g
サイズ
ショート※、レギュラー、ロング※
カラー
RED (レッド)、GLD (ゴールド)、BLU (ブルー)
収納サイズ
φ13×25cm
総重量
750g
快適使用温度/下限温度
5℃ / 0℃
高品質ダウンに定評のあるナンガのシュラフ。
重ね着してみると他のシュラフとスペックは同じでも、テストした3つのシュラフのうち1番身体の芯から温まり安眠できました。
温かすぎて次のモンベルのシュラフに替えるのが億劫になるくらいです。
買って5年も経っていて洗濯1回しているダウンで一番温かい!
さすがナンガシュラフ!
スーパースパイラルストレッチシステムという横にも斜めにも135%も伸びるシステムを採用しています。
このシステムでシュラフなのに寝返りも打てて、寝心地抜群です!
以前僕はテント泊縦走でこのシュラフを使いました。朝起きなければいけないのに、このシュラフに入りながらダラダラしてしまい、1時間遅れて出発しました。
登山者をダメにするスパイラルストレッチシステム!癒やされます。
- 購入して4年ほど
- 使用回数は15回ほど
- 快適使用温度は4℃ 使用下限温度はマイナス1℃となっています。
素材】表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
【重量】829g(858g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】バルサム(BASM)、サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】φ16×32cm(5.1L)
【リミット温度】-1℃
【コンフォート温度】4℃
【適応身長】~183cmまで
【付属品】ストリージバッグ
単体で使うとスパイラルストレッチシステムが効いて寝心地抜群ですが、今回はこのシュラフの上にエスケープビビィを羽織っているので伸縮効果はなかったです。
体感温度は悪くなく充分に寝れました。しかし表記上は快適使用温度はナンガよりも1℃低いですが、ナンガのほうが温かく、睡眠の質も良かったです。
もし登山で購入する場合は、少し割高にはなりますが、650FP#3 よりも800FP#3をオススメします。
- 雨の多い夏の高山では水に強いファイントラック。
- 寝心地ならモンベル。
- 保温性・総合力ならナンガ。
といったところではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?シュラフの重ね着フィールドテスト。
3シーズン用シュラフ、夏用シュラフ、エスケープビビィの3レイヤーシステムで真冬のキャンプ対策が充分にできました。
もっとも人によって体感温度が違い、真冬でも3シーズン用シュラフ単体で充分!という方もいらっしゃるかもしれませんが、もし急激に気温が低くなってしまうと凍死するかもしれません。
シュラフで悩んでいたので
大変参考になりました。
ナンガも気になります!
一番外側の袋がカバーではないのに
驚きました。
じっくり考えたいと思います。
トモさん
いつもコメントありがとうございます。
ナンガいいですよ!
そんなに買い替えないものなので納得のできるものを選びたいですね。