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ども!山の恋愛事情は俺に任せろ!
こうたろです!
寒いですねえ!
そんな季節ですが今回はその人肌の代わりになるかもしれない温かみのあるウェア。
街でも山でも「ここぞ!」って時に信頼できるアウトドアウェア、パタゴニアナノパフを紹介したいと思います。
街着としてのナノパフ
ナノパフジャケットは昔から大手高感度セレクトショップ「ビームス」や「ロフトマンコープ」の取り扱いがあり、今でもたくさんの雑誌に取り上げられ鮮度を保っております。
またカラーバリエーションも豊富で、1年に2回新色が登場しファンを楽しませます。
ナノパフはどんなウェアでも合わせられる着こなし幅広さ
ナノパフジャケットは基本なんにでも合います。
ボトムズでいえばジーンズ、チノパン、軍パン、クライミングパンツ、ウールパンツなどなど。
またアウターでも使えるし上からコートやハードシェルを羽織ってインナーにも使える万能アイテムです。
外に出かける時、何を着て行こうか迷うときには
「ああ!めんどくさい!ナノパフでいいや!」
てなります。
これは着こなしを考えるのがめんどくさいズボラさんにとって大変貴重なウェアですね。
コンパにはナノパフ着ていけ!
コンパやパーティなど出会いの場でもナノパフの肩の力が抜けた、ほどよいオシャレ感は女子受けします。
我々、山男はコンパ中、山ガールや山ガール予備軍に対していかに山の魅力を伝えて登山に連れていくかを考えています。
その際、弁護士がアウトドアウェアを着て法律を語っても伝わりにくいように、スーツやジャケットを着て山の魅力を語っても伝わりにくいです。
そういう場所へは登山やキャンプの魅力をわかりやすく伝えられるアウトドアウェアで参加しましょう!!
ただしトレッキングパンツを履いてしまいますとただの山帰り兄さんと勘違いされます。
ジーンズやチノパンなどタウンユースで使えるアイテムとミックスしてアーバンアウトドア感を演出しましょう。
ただしナノパフを着るとほんの少しだけあなたの外見がよくなるだけです。
ナノパフを着るだけでコンパでお持ち帰りできる魔法のような効果はありません。
過度な期待は禁物です。
アウトドアウェアとしてのナノパフ
ナノパフは山でも「ここが勝負!!」という時にとても頼りがいのあるウェアです。
なぜ僕はナノパフに薦めるのか!?
- 水に濡れても落ちない保温力。
- ダウンジャケットよりも優れた防風性。
- 耐水加工された表地(小雨くらいならは弾いてくれます。)
- ネットに入れて洗濯機で洗えるメンテナンスの簡単さ。
- ダウンに比べて薄手なので重ね着しても着膨れしない。
- コンパクトにできる収納性。
水に濡れても落ちない保温力
ナノパフはダウンではなく「プリマロフト」という化繊の素材を使っています。
プリマロフト®は、アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発した、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材です。プリマロフト®は羽毛のように軽くて暖かい保温性と柔軟性を発揮するだけではなく、羽毛にはない撥水性も発揮。それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。
ダウンは水に濡れると羽が収縮しすぐに保温力が落ちますが、プリマロフトは保温力がほとんど落ちません。
特にこのナノパフは雨に濡れても98%保温性を維持するプリマロフトの上位素材、プリマロフト・ゴールド・インサレーションを使用しています。
保温力はダウンに比べて劣りますが、真冬の東京や大阪など都心でアウターとして着るなら充分に着ることができます。
北アルプステント泊縦走。僕を救ってくれたナノパフ。
2016年夏、北アルプスの大キレット、奥穂高岳などをコースとした4泊5日のソロテント泊縦走をしたときの体験談です。
2日目のお昼過ぎ南岳のテント場を目指していた時、突然の暴風雨が僕を襲いました。キツイ登りを終えてなんとかテント場に到着。
冷えた身体を暖めようとずぶ濡れになったザックの中からずぶ濡れになったナノパフを取り出して着た時、
寒空のなか温かいココアを飲んだような安心感が僕を包みました。
この芯から身体を暖めてくれる感覚は今でも忘れられません。
その夜、ずぶ濡れになったダウンシュラフに潜って一夜を過ごすことに。ずぶ濡れになったダウンは保温力がほとんどなくなり、夜中寒さで何度も起こされました。
この時着ていたウェアがナノパフでなかったら軽い低体温症になってしまって翌日の大キレットに挑むことができなかったかもしれません。
あと同時に水に強くて軽くて嵩張らない「ファイントラック」の化繊のシュラフも欲しくなりました!!
来シーズンの為に購入するか検討中です。
女性こそナノパフを着てもらいたい!!
もし夏の富士山や北アルプスに行く女性にはダウンではなくナノパフを強くオススメします!
一般的に男性より女性の方が身体の表面積や筋肉が少なく震えによる熱産出量が少ない為、低体温症になりやすいからです。
あの2009年に起きた平成最大の遭難事故ひとつであるトムラウシ山遭難事故も低体温症で犠牲になったのは8人中6人が女性でした。
男性よりもさらに用心が必要ですね。
もし夏の富士山やアルプスは突然の雨などで過酷な状況になるかわかりません。環境の変化に対応出来るウェア。ナノパフを男女ともオススメします!!
コンパクトになるナノパフ
ちなみにナノパフはここまでコンパクトになりレインウェアの内ポケットに入ります。
よくダウンなどについているスタッフバッグはなにかの拍子に無くなってしまって買い直す羽目になりますが、ナノパフは内ポケットに詰め込むだけ。
無くしものの多い僕としては重宝します。
まとめ
パタゴニアナノパフいかがでしたでしょうか。
ダウンは水に弱いですが保温力はナノパフより上なので僕は
晴れ予報の冬の低山⇒ダウンを使う。
夏のアルプスや不安定な天気予報の春、秋の低山⇒ナノパフを使う。
と棲み分けをしています。
記事を書いているうちにすごく優秀なウェアだと実感し僕自身も2枚目が欲しくなりました!!
皆さん是非!袖を通してみませんか。
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